顧問のマッチングサービスをご存知でしょうか。
顧問というと、特別な資格やその会社での経歴がないと就任できないイメージをお持ちかもしれません。しかし、そんなことはなく、一般的な会社員であった人でも就くことができる仕事です。
一般の会社員の方が顧問になるときに試していただきたいのが、顧問のマッチングサービスです。
当サイト管理人である筆者も、顧問マッチングサービスを利用してお仕事をもらっています。
顧問のマッチングサービスとは?
まずは、顧問マッチングサービスとは何なのかについて下記の2つの観点をお話しします。
- マッチングサービスの概要
- 今話題の実務顧問もマッチングサービスで紹介
それでは、詳しく見ていきましょう。
マッチングサービスの概要
顧問のマッチングサービスとは、名前の通り、顧問になりたい人と顧問を探している会社をマッチング、引き合わせるサービスです。顧問マッチングサービスには、営業や経営、マーケティングなどをはじめ、さまざまな仕事の実務経験が豊富な人材が在籍しています。
顧問の側からすると仕事をもらうことができ、会社側からすると自社にピッタリな顧問を簡単に紹介してもらえるというメリットがあります。
今話題の実務型顧問もマッチングサービスで紹介
顧問のマッチングサービスについて知る上で、ぜひ押さえておきたいのが、実務型顧問の存在です。実務型顧問とは、名前の通り実務を行う顧問のことです。顧問というと、一般には会社全体の経営についてアドバイスをしたり、税理士などのハイレベルな資格を所有していてその資格に関連する業務の相談を受けていたりというイメージがあるかもしれません。
しかし、実務型顧問はそういった従来の顧問とは全く違う仕事をします。具体的には、営業、管理部、マーケティング部、海外事業部などのさまざまな社内の実務の場で、顧問自身の経験を元にアドバイスをしたり、実務のサポートを行ったりします。
顧問のマッチングサービスでも、実務型顧問の紹介を行っている会社が非常に多くあります。顧問のマッチングサービスは、実務型顧問になりたいという方にこそ知っておいて欲しいサービスです。
顧問のマッチングサービスの選び方
まずは、顧問のマッチングサービスを選ぶ時のポイントについてお話しします。
- 自分が求めている仕事があるか
- 自分のライフスタイルに合った働き方ができるか
これらのポイントについて、確認していきましょう。
自分が求めている仕事があるか
自分の経験を活かした仕事を取り扱っているかどうかというのは、顧問のマッチングサービスを選ぶ上で一番重要なポイントでしょう。いかに素晴らしい経験を持っている方でも、それに見合った仕事を紹介してくれるサービスを利用しなければ意味がありません。
まずは、実際にそのサービスで扱っている案件に自分が求めている仕事があるかどうかを確認することが一番です。例えば、顧問のマッチングサービスである「顧問名鑑」では、実際の案件を顧問登録する前にも閲覧可能です。
顧問名鑑はこちら https://komon.co.jp/
自分のライフスタイルに合った働き方ができるか
週に1回程度働きたいなど、1日のうち1〜4時間程度だけ働きたいなど、自分の希望するワークスタイルを実現できるサービスかどうかも顧問として働く上で重要なポイントです。
顧問に就任をお考えの方は、会社員としての仕事がひと段落し、余暇も大切にしながら仕事をしたいという方が多いのではないでしょうか。顧問の仕事は、勤務体系が豊富で案件の掛け持ちも可能ですのでフルタイムに近い働き方もできますし、1社だけで月に1度4時間程度の勤務といった案件も豊富な点が魅力です。
例えばパソナ顧問ネットワークでは、月に1回の活動からゆとりのあるライフスタイルを保ちつつ顧問業務が可能です。
パソナ顧問ネットワークはこちら https://www.pasona-komon.net/
安心感で選ぶ
顧問の紹介サービスを選ぶ際は、不安もあるかもしれません。そんなときは、大手サービスを選んではいかがでしょうか。
例えば、人材大手のパソナも「パソナ顧問ネットワーク」を運営しています。また、マイナビも「マイナビ顧問」を運営しています。
こういった大手の会社かどうかで選ぶ方法もあります。
パソナ顧問ネットワークはこちら https://www.pasona-komon.net/
マイナビ顧問はこちらhttps://komon.mynavi-agent.jp/
顧問のマッチングサービスのメリット
顧問のマッチングサービスには、どのようなメリットがあるのでしょうか。3つのポイントから解説していきます。
- 雇用形態が多様
- 個人の人脈で得られないような仕事を紹介してもらえる
- 専門スタッフの仲介により、自分でも気が付かないような魅力を引き出してもらえて仕事につける
それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
雇用形態が多様
マッチングサービスを通して顧問の仕事をする場合、雇用形態が多様な点も魅力です。契約時、間にマッチングサービスを挟まない場合は、企業と顧問との直接の雇用契約のことが多いです。マッチングサービスを挟む場合は、企業と顧問が直接契約する場合の他、マッチングサービスと顧問が契約することもあります。
業務委託は、働く上で時間などの制約が少ないというメリットがあります。一方雇用関係ですと、条件によっては社会保険に加入できるというメリットがあります。マッチングサービスを間に挟む場合、雇用契約にするか、業務委託にするかを選ぶのは企業が多いです。ただし、どちらの形態の案件も取り扱っているマッチングサービスは多いので、顧問は雇用形態によって仕事を選ぶことは可能です。
また、顧問のマッチングサービスを利用する場合は、一般に業務委託契約であることが主流です。
雇用形態について、相談しやすく自由なのが顧問マッチングサービスのメリットの一つです。
個人の人脈で得られないような仕事を紹介してもらえる
マッチングサービスは多様な案件を抱えています。そのため、個人の伝手などでは出合えないような仕事を紹介してもらえます。新たな縁を結ぶのもマッチングサービスの仕事です。
自分の人脈では得られない仕事を紹介してもらえる点も顧問のマッチングサービスのメリットです。
専門スタッフの仲介により自分でも気が付かないような魅力を引き出してもらえて仕事につける
マッチングサービスでは、専門のスタッフが間に入り、企業と顧問の間を取り持ちます。そのため、自分では興味を持ちえなかった案件を紹介されることもあります。時に自分では気が付かなかった魅力を発見してもらい、仕事をすることができます。
顧問のマッチングサービスのデメリット
顧問のマッチングサービスは、メリットが大きいですがデメリットもあります。デメリットとしては、以下の2点のようなものが挙げられます。
- ミスマッチの可能性
- 自分の希望する仕事と出会えるかわからない
この2つについて詳しく見ていきましょう。
ミスマッチの可能性
顧問のマッチングサービスを使用する際は、伝え間違いなどによってミスマッチを起こすこともあります。ミスマッチを防ぐには、自分の希望する業務をきちんと伝えること、自分の経験をしっかりと伝えることが大切です。
ミスマッチの可能性はありますが、マッチングサービスの担当者とコミュニケーションをきちんと取れば、防ぐことができるでしょう。
自分の希望する仕事と出会えるか分からない
顧問のマッチングサービスを使用すれば、さまざまな仕事を紹介してもらえるのは間違いありません。ただし、必ずしも自分が望むような仕事を紹介してもらえるとは限りません。また、案件の依頼がきたときにも、案件をそのまま受けるのではなく、自分のスキルがそのプロジェクトに生かせるかを精査することも必要です。
登録したマッチングサービスで、自分が希望する仕事と出合えない、自分のスキルが活かせない仕事を紹介されてしまうということを防ぐためには、まずは登録する前にどんな仕事があるのかを確認することが大切です。また、登録の際にも自分の職務経歴を詳細に伝えることが重要です。
まとめ
この記事では、顧問のマッチングサービスについてお話ししました。顧問のマッチングサービスは、自分の伝手では得られなような顧問の仕事を紹介してくれるサービスです。その一方で、ミスマッチの可能性もありますので、しっかりと顧問のマッチングサービスを選び、マッチングサービスの担当者とコミュニケーションを取ることが大切です。
また、顧問になりたいという方も、まずは自分の経験が活かせるマッチングサービス会社はどこかという観点で、各社を見てみてはいかがでしょうか。顧問になれる人は特別な人だけではありません。あなたの経験を待っている会社はたくさんあります。