実務型顧問として活動をスタートするには、顧問派遣サービスへの登録がおすすめです。
今回は、顧問として働く上で登録しておきたい
- パソナ顧問ネットワーク
- 顧問ネット
2つのマッチングサービスについてご紹介します。
副業として顧問活動したい方にもおすすめのサービスなので、ぜひ参考にしてみてください。
実務型顧問について
顧問の派遣サービスについて知る前に、まずは実務型顧問についておさらいしておきましょう。
仕事内容
実務型顧問の実際の仕事内容は、関わる業種や企業によって大きく異なります。
企業が抱える課題に対して専門的な立場から助言をしたり、実際の現場に立って業務をサポートしたりするのが主な仕事です。従来の「顔役としての顧問」とはまったく違った働き方だと言えますね。
- 経営支援
- マーケティング、企画
- 営業
- 技術支援
- 専門職(製造関連など)
- バックオフィス
- システム、WEB関連
- 海外ビジネス
- その他(スポーツ、芸能など)
実際の業務は上記の9種類の業種に分かれることがほとんどです。実務型顧問は幅広い分野で活躍できることが分かりますね。これだけ分野が広いと、あなたにも実務型顧問として働ける可能性が見えてきたのではないでしょうか?
次に、勤務時間についても見ていきましょう。
勤務時間
実務型顧問の勤務時間は支援先企業との契約によって異なります。とはいえほとんどの場合は、非常勤で週に1日~数日のみ勤務することが多いでしょう。
1日の勤務時間についても、支援する内容によって大きく変わってくるかと思います。現場で丸1日実務をサポートすることもあり得ますし、経営支援のミーティングを数時間行うのみなど、さまざまな勤務形態が可能です。
給料
実務型顧問として働く際に、気になるのが報酬面だと思います。
結論から述べると、実務型顧問は会社員時代より高い年収が得ることも可能です。
一般的に、企業が顧問派遣元に支払う料金は以下のように言われています。
- 月2回出社
- 平均月額30~40万円
ただし、これは派遣会社や契約案件、本業か副業かによっても大きく差が出るので一概には言えません。
また、顧問派遣サービスを利用して企業と契約している場合、派遣元に入る利益もこの中に含まれます。派遣元と顧問の収益の割合は「5:5」や「7:3」などさまざまです。
上記の「月額30~40万円」の例で言うと、
- 派遣元:顧問=5:5なら、顧問の手取りは15〜20万円
- 派遣元:顧問=7:3なら、顧問の手取りは9〜12万円
となります。
これだけで見ると収入が少ないように感じてしまいますが、それは顧問としての働き方次第。顧問としてのキャリアを積んで契約企業を2社・3社と増やしていけば、会社員時代の収入を超えることも実現できると思いませんか?こうして顧問の給料について見てみると、顧問として稼ぐにははじめの派遣サービス選びも大切だということがお分かりいただけるかと思います。
代表的な顧問紹介サービスについてはこの後ご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
顧問になるには?
実際に実務型顧問として働くにはどうすれば良いのでしょうか?未経験から実務型顧問として働く代表的なルートについてご紹介します。
顧問になる代表的な手段が顧問紹介会社への登録
実務型顧問として働きはじめたいなら、まずは代表的な手段である「顧問紹介会社への登録」がおすすめです。
未経験からいきなり「実務型顧問として働きたい」と思っても、自分のスキルとマッチした企業を自力で探して契約するのはかなり難しいでしょう。
その点顧問紹介会社は、企業と顧問とつなぐプロです。自分のスキルや経歴を登録するだけで、自分を必要としている企業とマッチングしてくれます。本業・副業どちらとして行う場合でも、顧問として仕事をする上で必要不可欠なサービスですよ。
代表的な顧問派遣サービスには
- 顧問名鑑
- パソナ顧問ネットワーク
- 顧問ネット
などがあります。
「顧問名鑑」のサービスについては以下の記事でご紹介しているので、ぜひ合わせて参考にしてください。
顧問名鑑とは?特徴やメリットを解説|顧問として働けるサービス
それぞれの特徴やサービスを紹介
「パソナ顧問ネットワーク」と「顧問ネット」、それぞれの特徴やサービスについてご紹介します。
パソナ顧問ネットワークサービス
「パソナ顧問ネットワーク」は、上場企業の元役員からAI技術者まで6,000名以上が登録している顧問派遣サービスです。大手企業やベンチャーなど、これまで約2,000社以上の支援実績があります。
- 新規事業立ち上げ
- 営業戦略
- マーケティング
- 人事
- IT戦略
などそれぞれの業種で、企業の課題に見合った顧問をマッチングします。他社にはない上場企業の新規事業立ち上げ案件や、市場から注目されているベンチャー企業案件などがあることで評判です。
これまでのマッチング事例としては
- セブン銀行のエンジニア採用(人事分野)
- ソフトバンクテクノロジー株式会社の営業強化
といった事例もあり、大企業とのマッチングも可能なことが分かりますね。顧問登録は、本業以外にも副業やフリーランスとしての登録も可能です。月1回からフルタイムまで、ライフスタイルに合った案件を紹介してもらえます。
登録は無料ですが、マッチング後の料金については公式サイトからお問い合わせください。
顧問ネット
「顧問ネット」は、2015年にスタートした比較的新しいサービスです。国税庁総括主査・警視庁公安警視長・日本マクドナルド役員など、一流組織のOBが多数登録しています。
- 新規事業の立ち上げ
- 子会社設立
- 海外事業
- M&A
などといった幅広い案件をマッチング可能です。
登録〜契約までの料金は全面的に無料。週に1〜2回の活動から選べます。企業との契約後も定期的にヒアリングをして状況を確認してもらえるので、「マッチングしっぱなし」ではない手厚いサポート体制が評判ですよ。
6ヶ月の短期案件から受注できるため、他の仕事とのバランスも取りやすいと言えます。
副業としての顧問活動も可能
実務型顧問の仕事は副業としての活動にもぴったりでおすすめです。
顧問の働き方は時間や仕事内容に融通がきくため、本業とのバランスが取りやすいでしょう。実務型顧問として実際に活躍している人の中には、副業やフリーランスとして活動している人も多くいます。
新たな副業の選択肢の1つに、ぜひ実務型顧問も検討してみてください。
専業だけでなく副業でも登録は可能
顧問派遣サービスの中には、専業だけでなく副業としての登録がOKなものもあります。
上でご紹介した「パソナ顧問ネットワーク」もその1つ。
登録〜マッチングまでの料金はかからないので、とりあえず登録しておいて損はないでしょう。所属している企業の副業規定を確認の上、登録しましょう。
まとめ
今回は、実務型顧問の働き方とおすすめの顧問派遣サービスについてご紹介しました。
実務型顧問なら、専門的な知識を生かした自由な働き方ができます。副業からのスタートも可能ですので、顧問としての活動に興味がある方はまずは顧問派遣サービスへの登録から気軽に始めてみましょう。
このブログでは、顧問として働きたい方に向けての記事を多数掲載しています。
実務型顧問の詳しい働き方や収入などついてもまとめていますので、気になる方はぜひそちらも参考にしてみてくださいね。