【顧問紹介サービスで失敗する理由】経験者から見た顧問派遣会社比較9選

近年、多くの企業で注目されている「顧問紹介(派遣)サービス」。数多くの顧問派遣会社が提供しているため、自社に合うサービスを選ぶのに苦労する方も多いのではないでしょうか。

筆者も顧問として活動する傍ら、自身が経営する会社で顧問紹介サービスを利用し、失敗を経験しました。

本記事では、その失敗から学んだ「顧問紹介サービス選びでの失敗を回避し、自社に適したサービスを選ぶ方法」をご紹介します。

この記事をおすすめしたい人

  • 顧問派遣会社選びに失敗したくない方
  • 顧問紹介サービスを複数比較して自社に合うものを見つけたい方
  • なるべく短時間で効率的にサービスを比較検討したい方

記事内には、無料でダウンロード可能な「顧問サービス9選 徹底比較リスト」をご用意しましたので、比較検討の際にぜひご活用ください。

顧問紹介サービス選びの失敗理由と選び方のポイント

1.私が顧問選びで失敗した理由

顧問紹介サービス選びでの失敗理由について、筆者の2つの経験談をお話します。

1度目の失敗理由は、「コストを優先したサービス選び」です。

限られた予算で顧問を導入するため、数社の見積もりを取った上で、一番安価なサービスを選びました。選んだ顧問紹介サービスは初期費用が安かったものの、導入後に追加料金が発生することが多く、結果的に予算を大幅に超過しました。また、コスト削減を優先したため、顧問の質も期待以下であり、マーケティング戦略の立案や実行に対するアプローチが自社の文化や方法論と大きく異なっていたため、成果を上げることができませんでした。

2度目の失敗理由は、「マッチング方法が合わなかった」です。

迅速に適任の顧問を見つけるために、専任担当者によるマッチングではなく、検索システムを利用して自社で顧問を選定しました。複数の顧問候補とやり取りをしましたが、自社の課題解決に適している顧問の見極めが非常に難しく、選定が難航しました。結果、実際に契約するまでに社内のリソースと時間をかなり消耗することとなり、プロジェクトの進捗が遅れたことで社内の不満も高まり、費用対効果は悪かったです。

これらの失敗経験を踏まえ、「失敗しない顧問紹介サービスの選び方」を学んだ筆者は、3度目の顧問導入でついに自社の課題解決に最適な顧問と出会うことができました。その結果、会社として大きな業績を上げることができ、ブランディングによる企業価値の向上や社員のモチベーションアップなど嬉しい変化もありました。

私が学んだ「失敗しない顧問紹介サービスの選び方」をご紹介します。

2.失敗しない顧問紹介サービスの選び方 3つのポイント

  1. 自社の課題解決に適した人材が在籍しているか
  2. 自社に最適なマッチング方法かどうか
  3. コストが相場と比較して高すぎないか

これらについて詳しく説明します。

1.自社の課題解決に適した人材が在籍しているか

顧問紹介サービスによって、特徴はそれぞれ異なります。特に以下の特徴が貴社に適しているかを見極めましょう。

1.稼働形式について
  • 稼働形式:実務型、アドバイス型、またはその両方
  • 抱えている課題によって、アドバイスが欲しいのか、実務をやって欲しいのかのニーズが異なるため、顧問派遣会社がどのような稼働形式の人材を豊富に抱えているのかをリサーチしましょう。
失敗例

<自社のニーズと顧問の対応の乖離>

A社には新規市場への参入や製品の売上拡大を目指すために、「顧問として経験豊富な営業のプロフェッショナルを派遣し、実際に営業活動や顧客対応を行ってもらいたい」というニーズから顧問導入を決めた背景があった。しかし、実際には、アドバイス型の顧問を入れてしまったため、A社のニーズと顧問の対応が大きくかけ離れてしまった。

2.支援業界や支援領域について
  • 業界(例):IT/WEB業界、製造業界、小売業界、医療業界、金融業界
  • 領域(例):人材採用/育成、マーケティング、M&A、営業、研究開発、新規事業開発、生産、海外進出
  • 顧問派遣会社によって得意とする業界や領域が異なるため、過去の実績などから自社の課題解決に適した人材を揃えているかをリサーチしましょう。
失敗例

<専門性の不一致>

製造業B社は、IT専門の顧問導入にて製造プロセスの効率化を図ろうとしたが、ITの専門知識だけでは製造現場の具体的な問題に対応できず、期待した成果が得られなかった。

2.自社に最適なマッチング方法かどうか

顧問紹介サービスのマッチング方法は大きく分けて2種類あります。

1.専任者によるマッチングサービス

自社の抱える課題に合った人材を顧問派遣会社の担当者が選出する方法

2.検索システム・公募によるマッチングサービス

登録している人材リストから適任と思われる人を自分で探す、または企業の抱える悩み・課題などをデータベースにアップし、プロ人材を公募する方法

筆者が確信を持っておすすめするのは、「専任者によるマッチングサービス」です。効率的かつ、何人もの顧問をみてきた顧問派遣会社のプロ目線で自社の課題解決に最適な人材を紹介してもらうことができます。ただし、検索システム・公募によるマッチングサービスと比較すると予算は上がるため、コストダウンを重視する方は検索システム・公募の利用も検討してみてはいかがでしょうか。

参考までに、それぞれのマッチング方法のメリット・デメリットをまとめました。ぜひ貴社のサービス比較にお役立てください。

専任者によるマッチングサービス 検索システム・公募によるマッチングサービス
メリット ①企業のニーズと顧問実績を照合し、最適な人材とのマッチングが可能
②企業が顧問と直接交渉する手間が省略でき、より重要なタスクにリソースを使える
③ニーズや会社の状況が変化した際には、専任担当者が窓口となって顧問との調整や再マッチングも可能
①企業ー顧問のファーストコンタクトまでがスピーディー
②多様な背景を持つ顧問候補の募集が可能。
③低コストで顧問が導入できる
デメリット ①費用相場は高くなりやすい
②仲介者を挟んでの丁寧なやり取りで、選定プロセスに時間がかかる場合もある
③専任者の力量に差がある
①機械によるマッチングでは、人間特有の微妙なニュアンス・人柄の判別は難しい
②応募や選定、契約を社内リソースで賄うため、人的負担や時間的ロスが生じる可能性がある
③応募者の質が様々なので、最適な人材を自分たちで見極める必要がある

3.コストが相場と比較して高すぎないか

多くの顧問派遣会社は、クライアントが顧問に払う月々のコンサルティング費用に一部上乗せする形で紹介料を得ています。紹介料の割合はサービスによって異なりますが、複数の見積もりを取り、サービス内容に対する費用感が妥当かどうかを比較することが重要です。

顧問紹介サービス9選 徹底比較リスト

マッチング方法別に厳選した9つの顧問紹介サービスの特徴をまとめました。下記のボタンから無料でダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。

PDFダウンロード

専任者によるマッチングサービス

サービス名(企業名) 特徴 顧問登録者数 お問い合わせ先
マイナビ顧問
(株式会社マイナビ)
・特に人事、採用領域の支援に強い。
・複数の顧問によるプロジェクトチーム組成も可能。
約7,000人 詳細
HiPro Biz
(パーソルキャリア株式会社)
・業界トップクラスの顧問登録数
・最適な契約形態が選べる
23,300人(2023.12末時点) 詳細
JOB HUB顧問コンサルティング
(HUB顧問コンサルティング)
・多様な業界のプロ人材が在籍、最短2週間で稼働
・支援回数、範囲も柔軟に対応
約10,000人 詳細
プロシェアリングコンサルティング
(株式会社サーキュレーション)
・業界トップクラスのプロ人材データベースを持つ
・多様な分野で案件数16,289件突破
23,288人(2023年10月末) 詳細
ビザスク
(株式会社ビザスク)
・最短1ヶ月の単位で活用可能
・担当者が2-4営業日で候補者を選定しスピーディーに対応
60万人以上 詳細
プロフェッショナル人材バンク
(株式会社エスプール)
・エグゼクティブ〜実務のプロまで幅広い人材が在籍
・支援実績は4,000社以上
13,000人以上 詳細
顧問名鑑
(株式会社顧問名鑑)
・大手/上場企業の取締役・部長経験者が多数在籍
・専任担当者が活動内容の整理・調整をサポート
30,000人以上 詳細

公募・検索システムのマッチングサービス

サービス名(企業名) 特徴 顧問登録者数 お問い合わせ先
顧問バンク
(株式会社顧問バンク)
・登録料/中間マージン0円
・定期開催のマッチングウェビナー登壇も可能
9,000人以上 詳細
クラウドリンクス
(株式会社クラウドワークス)
・大手企業部門長以上などの経営幹部人材が在籍
・中間手数料無料で高い費用対効果
11万人(2023年9月末) 詳細

まとめ

失敗しない顧問紹介サービスの選び方には3つの重要なポイントがあります。

  1. 自社の抱えている課題を解決できる人材が在籍していること
  2. 自社にとって最適なマッチング方法を取り入れていること
  3. コストが相場と比較して高すぎないかを見極めること

顧問紹介サービスのマッチング方法には2つの種類があります。

  1. 専任者によるマッチングサービス
  2. 検索システム・公募によるマッチングサービス

おすすめは専任者によるマッチングサービスですが、予算などに合わせて自社に合ったマッチング方法を取り入れているサービスの中から比較検討すると良いでしょう。

紹介手数料が高すぎないか、サービス内容と費用感が妥当かどうかを確認しましょう。