定年後の仕事はどうする?働ける選択肢を増やすためにやるべきこと

「人生100年時代」と言われる現代、60歳を過ぎても現役で働きたい人が増えています。定年後はどのような働き方をしようか今から悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

再雇用制度を使用して現在の会社で働く人もいれば、全く新しいことに挑戦する人もいます。しかし60歳を過ぎた後の雇用事情は、決してやさしいものではありません。希望の仕事をしたいのであれば、今から対策が必要です。

今回の記事では定年後の仕事の現状と、働ける選択肢を増やすために今からできる対策について解説します。新しい働き方についても紹介していますので、定年後も満足できる仕事をしたいと思っている人はぜひ最後までご覧下さい。

定年後の仕事の現状と今後考えられる変化

定年後の仕事は、その日を迎えてからゆっくり探そうと考えている人も多いかもしれません。しかし60歳を越えると仕事事情は厳しくなります。ここでは定年後の仕事の現状と、今後考えられる変化について解説します。

定年後に働いている人の多くはパートなどの非正規雇用

定年後も正社員で働きたいと考えている人もいるでしょう。定年後も働く人が増えていますが、比例して正社員の雇用も増えているわけではありません。

60歳~64歳の有効求人倍率は、厚生労働省のデータによると2019年4月の時点で0.62倍でした。この数字は正社員とパートタイムを合わせたものとなっており、正社員を目指すとなるとかなり厳しい状況であることが分かります。

また65歳以上の雇用形態を表したグラフを見ると、次のようになっています。

テーブル

自動的に生成された説明

引用:内閣府「第2節 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向(4)」

働いている人の7割は非正規雇用であることが分かります。正社員としてまだまだ現役で働きたいという人が増える一方で、正社員の雇用はあまり増えておらず、非正規雇用で働く人が多いのが現状です。

定年後に働く人は今後も増えていく

2025年から定年制は、65歳となることがすべての企業の義務になります。年金の基本的な受給年齢は65歳となりますが、今後受給年齢が引き上げられる可能性も十分考えられるでしょう。そうなると収入のない空白の期間ができる可能性もあります。

条件を満たせば受給年齢を繰り上げることは可能です。しかしその分受給額が少なくなってしまう可能性もあり、年金だけでは生活費が足りなくなるかもしれません。

そのため年金だけをあてにするのはリスクが高く、定年後も働く人は今後も増えていくと考えられるでしょう。

働き方や活躍の場も多種多様に

定年後の仕事を取り巻く状況が厳しいとはいえ、働き方や活躍の場は少しずつ増えてきています。働く条件や雇用形態にこだわりすぎなければ、活躍の場はあります。

例えばシニアがスキルを活かして働けるシルバー人材センターは、かなり古くからある団体ですが、法改正に伴い徐々に参入業界を拡大してきています。

また最近では、専門知識やスキルを活かして活動する実務型顧問という働き方も登場し、定年後も働きたい人に注目が集まっています。実務型顧問については記事の後半で解説します。

定年後の仕事選びで迷わないために 

長く務めた会社を退職した後に、いざ新しい仕事を始めようと思っても何を基準に選べばいいのかわからない人は意外に多くいます。収入だけで選んでしまうと仕事選びに失敗することも。ここでは迷わないためのポイントを2つ解説します。

定年後にどのような働き方をしたいか考えてみる

定年後にどのような働き方をしたいか明確にしてみましょう。フルタイムでしっかり働きたいのか、週2,3日働いてプライベートの時間も大切にしたいのか、どのような生活スタイルを送りたいかによって働き方は変わります。

プライベートの時間に何をしたいのか具体的に考えてみるのも、働き方を決める判断材料になるかもしれません。

次にどのような仕事をしたいかも考えてみましょう。これまでのスキルを活かした仕事をしたいのか、それとも全く新しい仕事に挑戦したいのかによって定年までにやるべきことが変わります。

今のうちに働き方の基準を明確にしておくことで、必要な準備をする時間も確保できますし、仕事選びも迷わなくなるでしょう。

これまでの経歴を洗い出してみる

働き方の理想が出せたら、次にこれまでの経歴や実績を洗い出してみましょう。長年積み重ねてきた経験から得られたものは、思った以上にたくさんあります。

経歴を洗い出すことで、やりたい仕事や、自分に合う仕事が見えてきやすくなります。新しい仕事にチャレンジしたいと考えている場合、その仕事に足りないスキルがあるかどうかもわかります。早い段階から知ることにより必要な知識を学ぶ時間もできるので、経歴の洗い出しはぜひやってみてください。

定年後も働くために今からできること

もし明確な働き方が決まらない場合でも、今からできることはあります。3つ紹介するので、ぜひ意識して日々を過ごしてみてください。

スキルを身につける

60歳を過ぎると未経験OKの仕事もありますが、多くはスキルや実務経験が求められます。そのため、やりたい仕事に関連するスキルは早いうちから身につけておきましょう。

未経験OK、スキル不要の仕事は、ライバルが多い上に給料が安い傾向にあります。過酷な労働条件で、使い捨てのような環境である可能性もないとは言い切れません。

スキルがあれば働ける仕事の幅も増えますし、安定して仕事を得られる可能性が上がります。身につけたいスキルに関連する資格があれば、取得を目指すのもよいでしょう。資格を取得していると、視覚的にアピールできるので面接でも有利になります。今あるスキル以外のスキル磨きにも力を入れてみてはいかがでしょうか。

人脈を広げる

人脈を広く持っておくのも定年後の仕事探しに有利です。会社の繋がりしかないという人は、今から他のコミュニティに所属してみるなどして、人脈を広げておきましょう。

広く人脈があれば、人づてに仕事を紹介してもらえることもあります。様々な人の考え方や物の見方を知ることで、考え方の幅が広がり、仕事選びの選択肢も増えるかもしれません。

年齢を重ねるほど、人脈を育てるのは大変になっていくので、ぜひ今のうちから積極的に広げる行動を起こしてみてください。

健康な体を維持する努力をする

「何も異常はないから大丈夫」と適当な食生活、運動もせず油断していると、高齢になってから突然あちこち悪くなることがあります。仕事は体が資本です。

いつまでも現役で働きたいと考えているのであれば、健康な体づくりにも気を配るようにしましょう。睡眠をしっかり取る、栄養を考えた食事を意識する、休日は最低30分歩くようにするなど、ほんの少しの心がけが将来の健康な体を作ります。

仕事はもちろん、プライベートの時間を楽しく過ごすためにも健康維持に努めましょう。

定年後も働ける仕事なら実務型顧問がおすすめ

記事の前半でも触れましたが、実務型顧問という働き方が注目されています。今後の選択肢の一つとして参考にしてください。

自分のペースで働ける実務型顧問

実務型顧問は、これまでの顧問とは異なります。これまでの顧問は自分の持っている専門スキルや知識を活かしてアドバイスするのが役目でした。

しかし実務型顧問はそれだけではありません。「実務」と名がつく通り、アドバイスだけにとどまらず、現場の担当者と一緒に実務の面でもサポートします。

業務や出勤日数は企業と結ぶ顧問契約の内容によりますが、月2回からの出勤でOKの場合もあり、自分のペースで働けるのも実務型顧問の魅力です。

定年はなく、複数の企業と顧問契約を結んで活動することも可能なので、生涯現役でバリバリと働きたい人にもおすすめの働き方です。

実務型顧問の詳細と報酬については、こちらの記事も参考に。

【実務型顧問とは】顧問の働き方と給料を徹底解説

実務型顧問になるためには

実務型顧問になるためには、派遣サービスに登録しましょう。派遣サービスに登録することで、担当者があなたの持っているスキルと、スキルを求めている企業をマッチングして案件を紹介してくれます。

その後、企業との面談で双方の条件が合致すれば、顧問契約を結び業務開始です。派遣サービスは複数あり、どの派遣サービスに登録するべきか迷ってしまうかもしれません。より自分に合う案件に出会うためには、複数の派遣サービスに登録するのがおすすめです。

これまでに顧問の経験がない人でも、派遣サービスの担当者が丁寧に説明してくれるので心配する必要はありません。

顧問派遣サービスについては、こちらの記事も参考に。

【現役顧問が徹底解説】顧問派遣サービス、登録から案件受注までこう進む!

まとめ

定年後の仕事の現状と、今からできる対策について解説しました。働きたい人は増えていますが、雇用も同様に増えているわけではなく、定年後の仕事探しは厳しいのが現状です。

定年後の仕事で困らないためにも、今から準備できることはしておきましょう。やりたいことを明確にしてスキルを磨く、人脈を広げるなど、少しずつ準備を進めることで仕事も見つけやすくなります。

スキルを活かして自分のペースで働きたいならば、実務型顧問がおすすめ。定年もなく働けるので生涯現役で働きたい人にもぴったりです。

派遣サービスに登録することで、担当者があなたに合う案件を紹介してくれます。実務型顧問に興味がある人は、登録してみてはいかがでしょうか。あなたが定年後にぴったりの仕事に出会えるよう応援しています。